ルーティングを継続 - CADWorx - ヘルプ

この手順は開始するためのコマンドを必要としません。新規配管の開始に使用する ROUTE コマンドを利用して配管ののルーティングを継続することもできます。

パイプ中点のグリップポイントを選択すると、次のオプションが表示され、すでにルーティング済みの配管にコンポーネントを挿入できます。配管ラインの端点にあるグリップポイントを選択すると、自動ルート で表示されるオプションを使用してパイプを続けてルーティングできます。

コンポーネント リスト (component List)

図面への配置に利用可能なコンポーネントのリストを表示します。

点間距離 (poinT distance)

パイプまたはコンポーネント上のポイントを指定して、選択したコンポ-ネントを移動します。

コンポーネント距離 (Component distance)

選択したコンポーネントから配管またはコンポーネントまでの距離を表示します。指定したコンポーネントの計測距離は 点 (Point) を使用して変更できます。

• 点 (Point)

選択したコンポーネントから同じパイプ上にある別のコンポーネントまでの距離を変更します。

パイプ端点距離 (Pipe end point distance)

選択したコンポーネントからパイプ端点までの計測距離を表示します。コマンドを繰り返して、隣のコンポーネントに接続する配管端点までの計測方向を変更できます。

挿入点切替 (insertion Justification)

配管の端点からの選択したコンポーネント挿入位置を切り替えます。コンポーネントの左、右、中心のいずれかに合わせます。コマンド行に P と入力して パイプ終点距離 (Pipe end point distance) オプションを使用し、配管のいずれかの端点からの位置に変更できます。

接続を変更 (Change connection)

コンポーネントの方向を変更できます。このオプションは、リスト (List) または コンポーネント リスト (component List) オプションを使用した特定のコンポーネントにのみ有効です。

方向を切替 (Flip direction)

チェッキバルブの方向を反転できます。

• 自動接続 (Auto Connect) をオンにすると、グリップ点をクリックする必要なく、または ENTER キーを押さずに最後の点からルーティングを継続することができます。自動接続 をオフにすると、別の点から、あるいは図面の新たな点から開始します。

• コマンド行に MOVECOMPONENT と入力すると、コンポーネントを移動できます。MOVECOMPONENT コマンドでは上記オプション同様に TAB キー キーも有効です。MOVECOMPONENT では、一度に 1つ以上のコンポーネントを移動できます。また、エルボの他方の側にコンポーネントを移動することもできます。

  • TAB キー - MOVECOMPONENT コマンドでコンポーネントを選択した後、配管の他のコンポーネントを飛び越えて移動できます。

• MOVELINE コマンドを使用して配管を移動したり、長くしたりできます。詳細は、MOVELINE を参照してください。

グリップ ポイントからのルーティング

1. モデルで、ルートを開始するコンポーネントをクリックします。

2. プラス グリップ ポイント をクリックします。

3. 必要に応じて任意の方向にパイプのルートを継続するか、オプションを選択します。

• クリックするとその地点で配管が停止し、別の方向に進むことができます。配管を停止したい場所に来るまで画面をクリックしないでください。

• 主管の分岐とは反対側にあるプラス グリップ ポイント をクリックして、ティーをクロスに変更できます。

• レジューサ側面にあるプラス グリップ ポイント を使用して、分岐管やニップルを追加できます。

BricsCAD を使用している場合、面の選択に優先順位付け 設定によってグリップポイントや一部のオプションが非表示になることがあります。SELECTIONMODES を 0 に設定することで、この設定をオフにできます。