CADWorx カスタムデータを Isogen 材料表にマッピングして出力したように、同様に情報をマッピングして Isogen レポートにも出力できます。ここでは、CADWorx カスタムデータを Isogen 材料コントロールファイル (Material Control File) に出力する方法を説明します。
材料コントロールファイルは、材料コントロールシステムに情報を提供します。
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I-Configure を起動し、Isogen プロジェクトで CADWorx を有効にします。使用しないスタイルのチェックボックスを非選択にしてください。
スタイルを選択したままにすると、プロジェクトにスタイルが追加作成されます。
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Isogen Configuration を開き、必要なカスタムデータをマッピングします。詳細は、CADWorx カスタムデータを PCF コンポーネント属性にマッピング を参照してください。
例では、CADWorx カスタムデータ COATING_SPEC が COMPONENT-ATTRIBUTE10 にマッピングされています。
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をクリックして、アクティブなスタイルファイルに新たな設定を保存します。
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Drawing Manager > Reports を選択します。
ソフトウェアは Reports パネルを開きます。
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Report Types を展開して Material control をダブルクリックします。
ソフトウェアは Report Definition ビューを開き、ユーザーがここでレポートのフォーマットやコンテンツを定義できます。
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Report Location ボックスでレポートの出力先およびファイル名を指定します。
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レポートに出力する属性データのフィールドを塗装仕様データのフィールド (COMPONENT-ATTRIBUTE10) を含めて指定します。各属性データの列名表示指定はオプションです。詳細は、Isogen Configuration User's Guide の Define the report layout を参照してください。Isogen Configuration の Help > Printable Guides コマンドを使用してこのドキュメントにアクセスできます。
定義したレポートレイアウトの通りに Preview ペインが自動更新されるため、ユーザーはフォーマットを確認できます。表示されているデータはサンプルデータであり、アイソメ図出力中のレポート作成で Isogen が使用するデータではありません。
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をクリックして、アクティブなスタイルファイルに新たな設定を保存します。
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CADWorx モデルに戻ります。
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コンポーネントにカスタムデータを設定したら、アイソメ図を出力します。
図面出力中、Isogen は指定されたデータを含めて材料コントロールファイルを作成します。