片方向拘束 (Single-Directional Restraints) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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Reference Data
CAESAR II Version
13

片方向拘束の重要な特徴は次のとおりです:

  • 片方向拘束の符号(+/-) は、自由に動ける向きとなります。たとえば、+Y 拘束は Y の正方向に動けることを示しており、負方向に支持されていることを示しています。

  • 片方向支持は、正方向、負方向、あるいは斜め方向を支持することができます。

  • 複数の片方向拘束は同じ線上に働きます。1つ以上の片方向拘束が同じ線上にあるとき、通常は反対方向になり、等しくないギャップを持つようにモデル化されます。

  • CNode は接続節点です。接続節点 (CNode) ボックスを空白のままにしておくと、 拘束節点は空間上にある剛な節点にばねを介して接続されます。CNode が入力されると、拘束は その接続節点にばねを介して接続されます。

  • 摩擦とギャップを片方向拘束に指定できます。ギャップは自由に動く方向と逆方向に指定します。

拘束の符号(+/-) は、自由に動く方向を示しています。その方向のばねが削除されますが、拘束そのものは剛です。

Single-Directional Restraints