ダミーレグは、いくつかの方法でモデル化できます。ダミーレグをモデル化する最も一般的な3つの手順を次に示します。
Near/Far 点に置く方法 (Near/Far Point Method)
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簡単な入力法です。
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ダミーレグは、鉛直配管の中心線に沿って作用します。
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ダミーレグは、ベンド曲率上の位置では作用しません。
曲率に置く方法 (On Curvature Method)
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簡単な入力法です。
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ダミーレグは、ベンド曲率上の位置で作用します。
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ダミーレグは、鉛直配管の中心線上では作用しません。
オフセット要素を用いる方法 (Offset Element Method)
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難しい入力法です。
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ダミーレグは、ベンド曲率上の位置で作用します。
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ダミーレグは、鉛直配管の中心線に沿って作用します。
ベンド直後の要素は、ベンドの下流側に定義されなければなりません。ダミーレグはベンドに続く要素に定義することはできません。
ダミーレグとベンドに接続する要素は、ベンドの接線交点に配置されるようにしなければなりません。ダミーレグの長さは、ダミーレグで入力された DX、DY、DZ の値から直接計算されます。ベンド接線交点とダミーレグの接続する実際のベンド曲率上のダミーレグ接続点の差として、長さを自動計算する機能はありません。基本配管入力(Classic Piping Input) ダイアログの DX、DY、DZ ボックスに、ダミーレグの実際の長さを入力してください。
ダミーレグの入力と出力は、ベンドの接線交点に向かうように表示されます。
ダミーレグとベンドのモデルは、エラーチェックのときに警告メッセージが表示されます。ベンドの警告メッセージが正しいか確認してください。
ベンドは、左上から節点80 から 85 で定義され、水平に節点85 から 90 に出ています。ダミーレグは、ベンドの45º 近くに置かれます。ダミーレグの中心線は鉛直配管の中心線上にあります。 |
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Near/Far節点法で alpha を必要としない以外は、3つの方法すべて同じベンド入力となります。 |
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ダミーレグの長さは、基礎からベンド接線交点とベンド半径の和となります。 |
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