鉛直配管部分の定義 (Define the vertical pipe run) - CAESAR II - Reference Data

CAESAR II アプリケーション ガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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Reference Data
CAESAR II Version
13

節点10 溶接ティーの交点 (Node 10 Welding Tee Intersection)

節点10 をメイン配管である 8インチとバイパスラインである 6インチの交点に定義します。この交点で 8x6 の溶接ティーを作成します。配管規格によって、配管系の中でこの点の応力を大きくすることで、直管より低下するこの管継手要素の強度を評価します。CAESAR II では応力計算で応力集中係数を用いるために、この節点では溶接ティーであることを認識させなければなりません。

  1. SIF/分岐 (SIFs & Tees) チェックボックスをダブルクリックして、右側に SIF/分岐 (SIFs/Tees) タブを表示します。

  2. 節点 (Node) ボックスに交点の節点として 10 を入力します。

  3. 種類 (Type) リストから 3 - 溶接 (3 - Welding) を選択します。

    CAESAR II は B31.3 配管規格に準拠してこの交点の SIF を自動的に計算します。

溶接ティーとしての節点10-15 配管要素 (Node 10-15 Pipe Element for Welding Tee)

この要素は交点 (節点10) からチェッキ弁の開始点 (節点15) までになります。この短管で溶接ティーとそれに続く管をモデル化します。この要素の長さはY方向に 7インチになります。

  1. ナビゲーションツール (Navigation Tools) ツールバーの 継続 (Continue) をクリックして次の配管要素を定義します。

    SHARED Tip ショートカットキー ALT-C または 編集 (Edit) > 継続 (Continue) でも同じ操作ができます。

    前の要素の To 節点 10 From 節点に表示されます。To 節点に 15 が表示されます。すべての管材料特性は前の要素から引き継がれます。許容応力 (Allowable Stress) ボックスにチェックが入っていなくても、許容応力データも引き継がれます。

  2. DY ボックスに 7 と入力して要素の長さを 7インチとします。TAB キーを押します。

  • 材料、配管規格、温度を変更しない限り、許容応力 (Allowable Stress) を選択しないようにしてください。

  • 分布荷重 (Uniform Loads)風荷重/波浪荷重 (Wind/Wave) もチェックボックスにチェックを入れなくても引き継がれます。他の要素情報、たとえば、境界条件、荷重条件は引き継がれません。

節点15-20 チェッキバルブ (Node 15-20 Check Valve)

次の要素はフランジタイプのチェッキ弁で取り合いフランジがあります。フランジ継手も接続する配管要素に比べて剛であると考えられるので、ソフトウェアはフランジを含めバルブ全体を剛体要素として認識します。ソフトウェアは弁/フランジ継手データベース (valve/flange database) を検索し、自動的にバルブに関連したデータを作成します。

  1. ナビゲーションツール (Navigation Tools) ツールバーの 継続 (Continue) をクリックします。

    前の要素の To 節点 15 From 節点に表示されます。To節点は 20 になります。

  2. モデル (Model) > 弁 (Valve) または 入力ツール (Input Tools) ツールバーの 弁とフランジ継手データベース (Valve/Flange Database) をクリックします。

    弁とフランジ継手のデータベース (Valve and Flange Database) ダイアログが表示されます。

  3. 剛体の種類 (Rigid Type) リストから CHECK を選択し、端部タイプ (End Type) リストから FLG を選択して、OK をクリックします。

    クラス 150 ポンドのフランジタイプ チェッキ弁が節点15 と 20 の間に表示されます。

    ソフトウェアは 基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログにバルブデータを追加します。DY 方向の長さが 2フィート 3.75インチです。.剛体 (Rigid) が選択され、バルブとフランジの重量は 470.000剛体 (Rigids)タブに表示されます。

  • バルブの長さと重量がわかっていれば、直接 DY に長さを、剛体 (Rigids) タブの 剛体重量 (Rigid Weight) に重量を入力してください。

  • 弁とフランジ継手のデータベース (Valve and Flange Database) ダイアログが表示されない場合、CAESAR II ユーザーズガイド環境設定ファイルの編集 (Configuration Editor) を参照してください。

節点20-25 溶接ティーとしての配管要素 (Node 20-25 Pipe Element for Welding Tee)

この要素はチェッキ弁端 (節点20) から溶接ティーの交点 (節点25) までです。この短管で上にある溶接ティーに接続しています。Y方向に 7インチの要素長さです (8インチ x 6インチの溶接ティーの全長の半分になります)。

  1. ナビゲーションツール (Navigation Tools) ツールバーの 継続 (Continue) をクリックします。

    前の要素の To節点 20 From節点に表示されます。To節点は 25 になります。

  2. DY ボックスに 7 と入力して要素の長さを 7インチとします。

節点25 溶接ティー交点 (Node 25 Welding Tee Intersection)

メイン 8インチとバイパス 6インチの交点を節点25 と定義します。この交点はチェッキ弁の上にある 8インチ x 6インチの溶接ティーになります。

  1. SIF/分岐 (SIFs & Tees) チェックボックスをダブルクリックして、右側に SIF/分岐 (SIFs/Tees) タブを表示します。

  2. 節点 (Node) ボックスに交点の節点 25 を入力します。

  3. 種類 (Type) リストから 3 - 溶接 (3 - Welding) を選択します。

    CAESAR II は B31.3 配管規格に準拠してこの交点の SIF を自動的に計算します。

節点25-30 配管要素 (Node 25-30 Pipe Element)

この要素はメイン 8インチとバイパス 6インチの交点 (節点25) から鉛直配管と水平配管の中心線の交点 (節点30) までになります。この要素の長さは Y方向に 10フィート 2インチになります。

節点30 は配管系モデルではこの位置にありません。節点30 に関して次に設定される入力と節点30 に関する出力は、鉛直配管と水平配管を接続するエルボのファーエンドとなります。

  1. ナビゲーションツール (Navigation Tools) ツールバーの 継続 (Continue) をクリックします。

    前の要素の To節点 25 From 節点に表示されます。To 節点は 30 になります。

  2. DY ボックスに 10- 2 と入力して要素の長さを 10フィート 2インチとします。TAB キーを押します。