基本モデルを作成したら、解析 (Analysis) > 動的解析 (Dynamics) または 動的解析 (Dynamic Analysis) をクリックして、動的解析を実行します。動的解析 (Dynamic Analysis) ウィンドウが開きます。
ツールバーのコマンド
Analysis |
動的解析の種類を指定します。モーダル (Modal)、調和振動 (Harmonic)、スペクトルによる地震 (Earthquake (spectrum))、安全弁 スペクトル法 (Relief Loads (spectrum))、ウォーターハンマー/スラッグフロー (スペクトル) (Water Hammer/Slug Flow (spectrum))、時刻歴 (Time History) のいずれかを選択します。ウィンドウのタブは解析種類によって変わります。 |
Save Input または File > Save Input - CAESAR II ファイルに入力した値を保存します。 |
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Check Input または File > Check Input - Dynamic Syntax Check ダイアログを開き、入力した値にエラーがないかを確認します。 |
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Run the Analysis または File > Run Analysis - エラーチェックを実行し、エラーがなければ、選択した Analysis Type および入力した値で動的解析を実行します。解析結果はレビューできます。詳細は、解析結果 (Analysis Results) を参照してください。 |
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Add Entry または Edit > Add Entry - テーブルに行を追加します。 |
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Delete Entry または Edit > Delete Entry - テーブルから行を削除します。 |
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Enter/Edit Spectrum Data または Tools > Spectrum Data Points - スペクトルデータを手動で入力するか、アスキーファイルでスペクトル定義を行います。詳細は、スペクトルデータの入力/編集 (Enter/Edit Spectrum Data) を参照してください。 |
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DLF/Spectrum Generator または Tools > DLF Spectrum Generator - 時刻歴波形の加振力データを振動数領域での動的荷重係数 (DLF) 線図またはその他の応答スペクトルに変換します。詳細は、DLF/Spectrum Generator を参照してください。 |
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Relief Load Synthesis または Tools > Relief Load Synthesis - 安全弁吹き出し反力の値を計算します。詳細は、安全弁吹き出し荷重の合成 (Relief Load Synthesis) を参照してください。 |
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Cmt |
テーブルで選択した行をコメント行に変更します。テーブルのどこにでもコメント行を追加できます。 |
応答スペクトルによる地震解析 (Earthquake Response Spectrum Analysis)
安全弁およびウォーターハンマー/スラッグフロー スペクトル解析 (Relief Loads and Water Hammer/Slug Flow Spectra Analysis)
動的解析で用いる単位系は配管入力ファイルの単位系を用いるか、構造物鋼材のみの解析では環境設定ファイルで定義された単位系を用います。動的荷重ケース、データ、手順の詳細は、外部インターフェイス (External Interfaces) を参照してください。
モデル内にソフトウェアによって選択されたスプリングハンガーや片方向拘束、ギャップ、ロッド、摩擦がある場合には、動的解析を行う前に静的解析を行って、非線形拘束の状態を決定してください。