変位のデータを指定します。基本配管入力 (Classic Piping Input) ダイアログの 変位 (Displacements) チェックボックスをダブルクリックして、このオプションを選択するか、クリアします。
一般的な単位 (ユーザーの単位系による):
-
in
-
mm
-
cm
回転の単位: 度 (degree)
変位 (Displacements) タブで要素ごとに最大 2つの節点 (節点 (Node) 1, 節点 (Node) 2) に強制変位を入力します。指定する方向に変位量を入力します。その方向に完全に拘束される場合は 0.0 と入力します。値を入力しない場合、その方向での動きは自由となります。
フリー (Free)
9つすべての変位ベクトルについて方向が定義されておらず自由であることを示します。フリー (Free) は、ユーザーが値を定義するまで、各節点での自由度のデフォルトとなります。
1つのベクトル方向にユーザーが値を定義すると、他のベクトルでは同じ方向に対して フリー (Free) から 固定 (Fixed) に変更されます。
固定 (Fixed)
1つのベクトル方向に変位量が入力されると、他のベクトルでは定義されない固定の変位であることを示します。
DOF を固定 (Fix DOFs)
いずれかの方向に値を定義すると、残りのベクトルの フリー (Free) フィールドは固定値の 0.00 に設定されます。
-
9つすべての変位ベクトルを空白にすると、変位ベクトルの成分は自由となります。
-
すべての方向に 0.00 と入力することは、ANC で固定点拘束を定義することと同じになります。
例
1. 1つのベクトルで方向を定義する |
2. DOF を固定 (Fix DOFs) をクリックする |
変位の表示制御については、変位 (Displacements) を参照してください。