同サイズのパイプよりも剛で重いフランジタイプのバルブのような配管要素は、CAESAR II では剛体要素としてモデリングできます。CAESAR II はパイプに定義されている内径に基づいて剛体要素の剛性を設定しますが、肉厚は入力値の 10倍に設定されます。 ここで注意すべきことは長い「剛体」要素はたわむかもしれないことです。
CAESAR II での剛体要素は、接続する配管に対して相対的なものです。たとえば、6インチの配管が 72インチの熱交換器を接続する場合に、熱交換器を剛体要素でモデル化するには、6インチよりも 72インチに近い外径であることが望ましいことになります。