増分 (Increment) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

開始節点 (Start Node) から 終了節点 (Stop Node) までのステップに用いる節点番号の増分を指定します。開始節点から終了節点の間の各節点に 荷重 (Force) の値が適用されます。この値はオプションです。

例 1

圧力衝撃が伝播し、その振動周波数は 2Hz とします。圧力荷重の大きさは 460 lb とします。圧力波が 95 から 100 に伝播し、調和振動荷重を次のようにモデル化します。振動荷重の大きさは 2 で除して余弦の関数で全振幅を表します。すなわち、相対的に -1 から 1 まで変動することになります。調和振動荷重の正の大きさによる応答を知るには、460/2 lb での静的解析を X方向に行ってみてください。荷重方向の一定な変形が得られます。次の例では、節点95 で余弦の負方向に荷重を与えています。圧力衝撃は常に正であり、負の荷重は存在しません。460/2 での静的解析結果では、動的荷重と結果の変位は常に正の値となります。

2ヘルツでの圧力荷重 460LB

460/2 X 0 95

例 2

ポンプが X-Y 平面で稼働しています。ポンプ軸は Z軸上にあります。メーカーからの質量と偏芯量データから、動的荷重の大きさを 750 lb とします。この回転機器の荷重をインラインポンプとして節点350 に適用します。X と Y方向の荷重はお互いに90度の面外となります。X方向荷重が最大のとき Y軸荷重はゼロとなり、Y方向荷重が最大のとき X軸荷重はゼロとなります。

インラインポンプ DOH-V33203001 での想定偏芯荷重

750 X 0 350

750 Y 90 350