B31.1 (1967) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
Search by Category
ヘルプ
CAESAR II Version
13

B31.1 (1967) で使用するヘッダーと分岐の同径継手の計算 (Calculate full-sized intersections for both the header and the branch using B31.1 (1967))

B31.1 (1967) では、同径の継手でヘッダーと分岐に ii = io とし、異径継手ではヘッダーと分岐に ii = 0.75io + 0.25 としていました。

B31.1 (1967) で使用する圧力の剛性硬化計算 (Calculate pressure stiffening using B31.1 (1967))

デフォルトでは圧力による剛性の硬化の影響を考慮しません。 ユーザーは、圧力による剛性の硬化の影響を有効にする場合は、環境設定ファイルで Use Pressure Stiffening オプション を設定してください。

B31.1 (1967) で使用するフランジ継手の修正 (Flanged end modifications using B31.1 (1967))

ベンドが幅の広いマイターでなければ、フランジ継手による端部の影響による修正を行うことができます。

B31.1 (1967) 周継手溶接のデフォルト値 (B31.1 (1967) girth butt welds default value)

周方向溶接のデフォルトの SIF は 1.0 です。これは Markl のSIF 基本理論によります。

B31.1 (1967) で使用するソケット溶接の計算 (Calculate socket welds using B31.1 (1967))

B31.1 (1967) ではアンダーカットの有無によるソケット溶接の違いはありません。 規格では、アンダーカットのないソケット溶接は 1.3 とし、その他は 2.1 としています。 すみ肉溶接の長さが指定されない限り、デフォルトの SIF は 1.3 とします。

B31.1 (1967)許容応力制限の計算 (Calculate the B31.1 (1967) allowable stress limits)

許容応力は次の式を用いて計算されます。

熱膨張応力に対する許容応力 = f [ (1.25/Eff)(Sc+Sh) - Sl ]

持続応力に対する許容応力 = Sh/Eff

短期荷重応力に対する許容応力 = Sh/Eff * Occ

ここで:

f = 繰り返し数に対する応力範囲低減係数

Eff = 長手方向の溶接効率

Sc = 冷間時許容応力

Sh = 熱間時許容応力

Sl = 持続応力

Occ = 短期荷重係数 (デフォルトは 1.15)