その他のデータグループ #1 (Miscellaneous Data Group #1) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

#$ MISCEL_1

入力ファイルの各要素に対する材料ID (RRMAT)、ノズルデータ (VFLEX)、ハンガーデータ、実行オプションを含みます。

材料 ID (Material ID)

入力ファイルの各要素に対する最初の配列に材料ID番号を含みます。FORTRAN書式 (2X, 6G13.6) を用います。

配列 RRMAT は (N1) の次元を持ちます。材料IDの範囲は 1 から 699 です。 詳細は ユーザーズガイドを参照してください。

ニュートラルファイルの配列 RRMAT に記述される行数は、次の FORTRAN ルーチンで決定されます:

NLINES = NUMELT / 6

IF(MOD(NUMELT,6).NE.0)THEN
NLINES = NLINES + 1

ENDIF

ノズル (Nozzles)

入力ファイルにノズルたわみ性 (WRC-297, PD 5500, API 650) を記述します。

値 9999.99 は無限であることを表します。

FORTRAN 書式 (2X, 6G13.6) を用います。ノズル (VFLEX) は入力ファイルの各ノズルに対して 22個の値を含みます。ニュートラルファイルに 4行が必要です。

WRC-297 ノズルについては次の項目になります:

  1. ノズル節点番号

  2. 容器節点番号 (オプション)

  3. ノズル種類識別 (0 = WRC-297)

  4. ノズル外径 (in.)

  5. ノズル肉厚 (in.)

  6. 容器外径 (in.)

  7. 容器肉厚 (in.)

  8. 容器補強板厚さ (in.)

  9. 予備 (未使用)

  10. 補剛または鏡板までの距離 (in.)

  11. 反対側の補剛または鏡板までの距離 (in.)

  12. 容器中心軸の方向余弦 X

  13. 容器中心軸の方向余弦 Y

  14. 容器中心軸の方向余弦 Z

  15. 容器温度 (オプション) (°F)

  16. 容器材質 # (オプション)

  17. 予備 (未使用)

  18. 予備 (未使用)

  19. 予備 (未使用)

  20. 予備 (未使用)

  21. 予備 (未使用)

  22. 予備 (未使用)

API 650 ノズルについては次の項目になります:

  1. ノズル節点番号

  2. タンク節点番号 (オプション)

  3. ノズル種類識別 (1.0 = API-650)

  4. ノズル外径 (in.)

  5. ノズル肉厚 (in.)

  6. タンク外径 (in.)

  7. タンク肉厚 (in.)

  8. 予備 (未使用)

  9. シェル (1) またはノズル (2) 上の補強

  10. ノズル高さ (in.)

  11. 流体高さ (in.)

  12. 変位ベクトル (1 から 9 までの整数値、使用されていない場合は 0)

  13. 流体の比重

  14. タンク熱膨張係数 (in/in/deg)

  15. 温度差 (°F)

  16. 縦弾性係数 (psi)

  17. 予備 (未使用)

  18. 予備 (未使用)

  19. 予備 (未使用)

  20. 予備 (未使用)

  21. 予備 (未使用)

  22. 予備 (未使用)

PD 5500 ノズルについては次の項目になります:

  1. ノズル節点番号

  2. 容器節点番号 (オプション)

  3. ノズル種類識別 (.0 = PD 5500)

  4. ノズル外径 (in.)

  5. 容器の種類 (0-円筒、1-球)

  6. 容器外径 (in.)

  7. 容器肉厚 (in.)

  8. 容器補強板厚さ (in.)

  9. 予備 (未使用)

  10. 補剛または鏡板までの距離 (in.)

  11. 反対側の補剛または鏡板までの距離 (in.)

  12. 容器中心軸の方向余弦 X

  13. 容器中心軸の方向余弦 Y

  14. 容器中心軸の方向余弦 Z

  15. 容器温度 (オプション) (°F)

  16. 容器材質 # (オプション)

  17. 予備 (未使用)

  18. 予備 (未使用)

  19. 予備 (未使用)

  20. 予備 (未使用)

  21. 予備 (未使用)

  22. 予備 (未使用)

カスタム ノズルについては次の項目になります:

  1. ノズル節点番号

  2. 容器節点番号 (オプション)

  3. ノズル種類識別 (3.0 = Custom)

  4. ノズル外径 (in.)

  5. ノズル肉厚 (in.)

  6. 容器外径 (in.)

  7. 容器肉厚 (in.)

  8. 容器補強板厚さ (in.)

  9. 予備 (未使用)

  10. 予備 (未使用)

  11. 予備 (未使用)

  12. 容器中心軸の方向余弦 X

  13. 容器中心軸の方向余弦 Y

  14. 容器中心軸の方向余弦 Z

  15. 予備 (未使用)

  16. 容器材質 # (オプション)

  17. 予備 (未使用)

  18. 予備 (未使用)

  19. 軸剛性 (lb.\in.)

  20. 面内剛性 (in.-lb./deg.)

  21. 面外剛性 (in.-lb./deg.)

  22. ねじり剛性 (in.-lb./deg.)

ハンガー (Hangers)

入力ファイルにスプリングハンガーを記述します。下記のハンガーデータには初期化されていないデータもあります。この初期化されていないデータのインスタンスでは、最大トラベル制限や利用可能な空間のような無制限の値で表され、9999.99 となります。

次のパラメータ値が FORTRAN 書式 (2X, I13, 5G13.6) で記述されます:

  • IDFTABLE はデフォルトのハンガーテーブルです。

  • DEFVAR は許容荷重変動率のデフォルトです。

  • DEFRIG は剛体サポート変換変位基準のデフォルトです。

  • DEFMXTRAVEL は最大許容トラベルのデフォルトです。

  • DEFSHTSPR は ショートレンジ スプリングを使用 のデフォルトです (0=no 1=yes)。

  • DEFMUL は 複数荷重ケース設計オプションのデフォルトです。

次のパラメータ値が FORTRAN 書式 (2X, 5I13) で記述されます:

  • IDFOPER は ハンガー設計運転荷重ケース数 のデフォルトです (常に 1)。

  • IACTCLD は コールド荷重計算スイッチのデフォルトです (0=no, 1=yes)。

  • IHGRLDS はハンガー設計運転荷重ケース数 (0 - 3) です。

  • IACTUAL は実際のコールド荷重を定義する荷重ケースです。

  • IMULTIOPTS は複数荷重ケース設計オプション (1-7) です。

ハンガー節点番号の配列 (IHGRNODE) は入力ファイルのそれぞれのハンガーを読み書きするもので、(N5) 次元を持っています。N5 すべてのハンガーが指定された場合に、入力ファイルにはこのデータに対して 7行があります。 FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

ニュートラルファイルは、入力ファイルのそれぞれのハンガーについて 11要素の配列 (HGRDAT) を読み書きします。HGRDAT 配列は (11,N5) 次元を持ちます。モデルのハンガーそれぞれには、入力ファイルに 2行が必要です。FORTRAN書式 (2X, 6G13.6) を用います。

  1. ハンガー剛性

  2. 許容荷重変動率

  3. 剛体サポート変位基準

  4. ハンガーを利用可能な空間

  5. コールド荷重 #1 (理論的)

  6. ホット荷重 #1 (0.0 に初期化)

  7. ユーザ定義運転荷重 f/ バリアブル スプリングハンガー (0.0 に初期化)

  8. 許容最大トラベル制限

  9. 複数荷重ケース設計オプション

  10. ハンガー ハードウェア重量

  11. コンスタント スプリング ハンガー荷重 (CEFF)

FORTRAN 書式 (7X, I5, 1X, A100) で、ニュートラルファイルの 2行に次の 2項目を記述します。この2項目は前述のハンガー仕様に続くもので、ニュートラルファイルでは配管入力のハンガー補助 (Hanger Auxiliary) で定義された各ハンガーに対してデータ行を繰り返します。

  1. Hanger Tag (ハンガータグ)

  2. Hanger GUID (ハンガーGUID)

各文字列の最初の値は、文字数を示します。文字が空白の場合、値は 0 になります。

4要素の配列 (IHGRFREE) は入力ファイルのそれぞれのハンガーを読み書きします。IHGRFREE 配列は (4,N5) の次元を持ちます。それぞれのハンガーには、ニュートラルファイルに 1行が必要です。

FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

  1. 固定節点をフリーにする (#1)

  2. 固定節点をフリーにする (#2)

  3. #1 の自由度 (d.o.f.) 種類 (1-free Y, 2-free XY, 3-free ZY, 4-free X, Y, Z, 5-free all)

  4. #2 の自由度種類

配列 (IHGRNUM) は入力ファイルのそれぞれのハンガーに対して、この場所でのハンガー数をリストします。 ハンガーごとにここにひとつ入力します。IHGRNUM 配列は (N5) の次元を持ちます。N5 すべてのハンガーが指定された場合に、入力ファイルにはこのデータに対して 7行があります。 FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

配列 (IHGRTABLE) は入力ファイルのそれぞれのハンガーについてのハンガーテーブル数をリストします。ハンガーごとにここにひとつ入力します。配列 IHGRTABLE は (N5) の次元を持ちます。 N5 すべてのハンガーが指定された場合に、入力ファイルにはこのデータに対して 7行があります。 FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

ショートレンジ スプリングをそれぞれのハンガー位置で使用できる場合に、フラグの配列 (IHGRSHORT) を示します。IHGRSHORT 配列は (N5) の次元を持ちます。 入力ファイルにはこのデータに対して 7行があります。 FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

  • 0 = ショートレンジ スプリングを使用できない

  • 1 = ショートレンジ スプリングを使用できる

接続節点番号の配列 (IHGRCN) は各ハンガーに対して有効です。IHGRCN 配列は (N5) の次元を持ちます。N5 すべてのハンガーが指定された場合に、入力ファイルにはこのデータに対して 7行があります。 FORTRAN 書式 (2X, 6I13) を用います。

実行オプション (Execution Options)

CAESAR II で用いられる実行オプションを定義します。FORTRAN 書式 (2X, 4I13, G13.6, I13) を用います。ニュートラルファイルでは 3行が必要です。値は次のとおりです:

  • 剛体、伸縮継手に作用する荷重を表示します。0=no, 1=yes

  • エラーチェックで Alpha と配管特性を表示します。0=no, 1=yes

  • ブルドン効果を有効にします。0、1、2 のいずれか

  • 分岐エラーと座標プロンプトを有効にします。0=no, 1=yes

  • サーマル ボーイング相対温度

  • 応力許容範囲を緩やかにします。0=no, 1=yes

次のデータは、次の FORTRAN 書式を用います: (2X, I13, 2G13.6, 3I13):

  • G単位での分布荷重 0=no, 1=yes

  • 圧力のための応力剛性 0, 1, 2

  • 70.00 deg F ではない場合の雰囲気温度

  • FRP 膨張率 * 1,000,000 len/len/deg

  • 最適化方法 0-両方、1-CuthillMcKee、2-Collins

  • 次の節点選択 0-低減、1-増加

次のデータは、FORTRAN 書式 (2X, 4I13, G13.6, I13) を用います:

  • 最終配列 0-反転する、1-反転しない

  • コリン順序 0-バンド、1-係数の番号

  • 度の確定 0-接続、1-バンド

  • ユーザ制御 0-なし、1-ユーザの再ループを許可

  • FRP せん断比

  • 積層の種類

次のデータは、FORTRAN 書式 (2X, I13) を用います:

  • 北方向