EN 風荷重規格 (Wind Code) オプション - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

参照風速 (Ref. Wind Velocity) [Vb,0]

機器が置かれている場所での基本風速を指定します。Vb,0 は、Vb を計算するために C dir と C Season を用います。

地域分類 (Terrain Category)

次の表から、適切な地域分類を選択します。分類 0 は最も大きい風荷重となり、分類 4 は最も小さい風荷重となります。

地域分類 (Terrain Category)

説明

0

外洋につながる海、あるいは沿海部

1

湖、あるいは植生物がほとんどなく障害物のない平坦な水平面

2

草や、高さに対して少なくとも 20倍以上の間隔で孤立した障害物 (木、建物) などの低い植生物のある場所

3

村、郊外の地形、恒久的な森林などの障害物高さに対して最大 20倍の間隔を持つ場合の建物、あるいは常に植生物で覆われた地域

4

少なくとも 15%以上が建物で覆われ、平均高さが 15m を越える地域

方向係数 (Directionality Factor) [C Dir]

方向性に対する係数 C Dir, は、付属文書 (National Annex.) で規定されています。推奨値は1.0となっています。

季節係数 (Season Factor) [C Season]

季節係数 C Season の値は付属文書 (National Annex.) で規定されています。推奨値は1.0となっています。

構造物係数 (Structural Factor) [CsCd]

構造物係数は、容器に作用する荷重を算出するために用いられます。この値は、EN 1991-1-4:2005(E) Annex D の Wind load specification (風荷重仕様) の Section で定義されています。この値は、通常 0.9 から 1.10 の範囲になります。構造物係数が大きくなると、要素荷重も大きくなります。

構造減衰定数 (Structure Damping Coefficient)

構造減衰定数を指定します。この値は、限界減衰定数に対するパーセント割合で、風荷重計算でガスト係数の算出に用います。