応力 (Stresses) ツールバー - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

超過応力 (Overstress)

荷重ケースに対して許容応力を超えた節点分布を表示します。規格応力と許容応力の比 (code stress to allowble stress ratio) が 100%以上の節点を赤で表示します。残りの節点と要素は最も低い比率のカラーで表示されます。この機能はモデルの許容応力を超えた部分を素早く調べるのに便利です。

許容値を超えた条件は、応力計算が行われて規格適合応力評価を行った荷重ケースでのみ使えるオプションです。

許容値を超えた節点は イベントビューアー (Event Viewer) ダイアログに赤で表示されます。

モデルの描画機能に制限はありません。自由に表示の拡大、移動、回転ができます。

最大応力 (Maximum Code Stress)

応力の大きさを降順に表示します。

最大応力 (Maximum Code Stress)最大変位 (Maximum Displacements) と同じ処理をします。節点の隣に応力の大きさを表示し、その節点を有する要素がハイライトされて、ビューの中央になるように表示されます。

必要であれば、選択を拡大 (Zoom to Selection)イベントビューアー グリッドの表示 (Show Event Viewer Grid) オプションを使用します。Enter を押すと、次に大きな値の節点に移り、要素がハイライトされます。

対応するレポート内に数字を付け加えることで、このコマンドは配管系にわたる大きな計算応力の分布を表示します。

値による応力色 (Code Stress Colors by Value)

グラフィックスの配管系を規格応力レベルに応じて色分けで表示します。この機能で荷重ケースでのモデルの規格応力の分布を容易に調べることができます。

グラフィックスでモデルのカラーハイライトに加え、対応するカラーキー凡例もグラフィックスの左上に表示されます。凡例ウィンドウは、大きさを変えることも動かすこともできます。

カラーと対応する応力レベルは、環境設定 (Configuration/Environment) で変更できます。詳細は、環境設定ファイルの編集 (Configuration Editor) を参照してください。

率による応力色 (Code Stress Colors by Percent)

グラフィックスの配管系を規格応力と許容応力との比に応じて、色分けして表示することができます。このオプションは、応力計算が行われて規格適合応力評価を行った荷重ケースでのみ使えるオプションです。すなわち、許容応力が設定されている場合になります。

率による応力色 (Code Stress Colors by Percent) で、特定の荷重ケースでのモデルの許容応力に対する規格応力の比の分布を容易に調べることができます。対応するカラーキー凡例もグラフィックスの左上に表示されます。凡例ウィンドウは、大きさを変えることも動かすこともできます。

このボタンの右にある矢印をクリックすると、次の 2つのオプションがあります: 表示 (Display) 設定の調整 (Adjust Settings)表示 (Display) オプションを選択すると、色の分布が表示されます。設定の調整 (Adjust Settings) オプションを選択すると、応力設定 (Stress Settings) ダイアログが表示され、ここで対応する色を設定し、調整できます。この設定はジョブに関連付けられており、T現在のジョブデータのディレクトリに対応する job_name.XML ファイルが保存されます。3D グラフィックス環境設定 (3D Graphics Configuration) を参照してください。