許容応力指標/配管拘束状態 (Allowable Stress Indicator / Pipe Restrained Status) - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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CAESAR II Version
13

B31.4、B31.8、ISO-14692 2017 規格では、拘束配管と非拘束配管とで条件を区別しています。

拘束と非拘束オプションは使用される応力式を定義しますが、配管要素の荷重、モーメント、変位計算には影響しません。たとえば、配管要素が拘束されていない場合に 拘束されている配管 (Restrained Pipeline) を選択すると、ソフトウェアは配管要素の状態がどうあれ、拘束された応力を使用します。ソフトウェアが実際の運転条件から応力式を選択する CAESAR II が決定 (CAESAR II Determines) オプションの使用を推奨します。

B31.4 では、ソフトウェアが使用する応力式と許容値を定義する指標を以下から選択します:

拘束されている配管 (Restrained Pipeline)

完全拘束の配管で、位置に固定されていることを示します。配管はエルボやティーのような支持点では仮想固定点で完全拘束されます。軸応力は曲げモーメントを使用せずに定義されます。

拘束されていない配管 (Unrestrained Pipeline)

まったく拘束されていない配管であることを示します。非拘束配管は、横方向の変位および軸方向のねじりに対してフリーです。応力計算は曲げモーメントによって支配されます。

CAESAR II が決定 (CAESAR II Determines)

ソフトウェアが配管系の軸荷重に基づいて応力式を選択することを示します。ソフトウェアは、配管の軸荷重が制限荷重の2.5%以内であれば完全拘束配管の応力計算を適用します。つまり、配管は地盤によって拘束されています。ソフトウェアは、軸荷重が制限荷重の2.5%よりも大きく異なっていれば非拘束配管の応力計算を適用します。

制限荷重は配管軸方向の変位を完全に拘束するのに必要な荷重です。熱膨張と、環境設定エディタ (Configuration Editor) または 特殊実行パラメータ (Special Execution Parameters) で圧力のブルドン効果 (Bourdon Pressure) オプションを選択した場合の圧力による伸張によって、軸方向の変位が生じます。

使用される規格式については、B31.4 と B31.4 Chapter XI を参照してください。

一般的にこのオプションは 埋設管モデラー (Underground Pipe Modeler) または拘束を使用した地盤/配管のモデル化で使用されます。詳細は、埋設管モデラー (Underground Pipe Modeler) を参照してください。

陸上ライザー/プラットフォーム (Inland Riser/Platform)

内陸航行水域でのライザー/プラットフォーム配管であることを示し、ソフトウェアが Table 403.3.1-1に定義されている許容値の異なる組み合わせを選択するようにします。

B31.4 Ch XIB31.8ISO 14692 2017 では、以下の指標から 1つを選択します:

拘束されている配管 (Restrained Pipeline)

完全拘束の配管で、位置に固定されていることを示します。配管はエルボやティーのような支持点では仮想固定点で完全拘束されます。軸応力は曲げモーメントを使用せずに定義されます。

拘束されていない配管 (Unrestrained Pipeline)

まったく拘束されていない配管であることを示します。非拘束配管は、横方向の変位および軸方向のねじりに対してフリーです。応力計算は曲げモーメントによって支配されます。

CAESAR II が決定 (CAESAR II Determines)

ソフトウェアが配管系の軸荷重に基づいて応力式を選択することを示します。ソフトウェアは、配管の軸荷重が制限荷重の2.5%以内であれば完全拘束配管の応力計算を適用します。つまり、配管は地盤によって拘束されています。ソフトウェアは、軸荷重が制限荷重の2.5%よりも大きく異なっていれば非拘束配管の応力計算を適用します。

制限荷重は配管軸方向の変位を完全に拘束するのに必要な荷重です。熱膨張と、環境設定エディタ (Configuration Editor) または 特殊実行パラメータ (Special Execution Parameters) で圧力のブルドン効果 (Bourdon Pressure) オプションを選択した場合の圧力による伸張によって、軸方向の変位が生じます。

使用される規格式については、B31.4 と B31.4 Chapter XI を参照してください。

一般的にこのオプションは 埋設管モデラー (Underground Pipe Modeler) または拘束を使用した地盤/配管のモデル化で使用されます。詳細は、埋設管モデラー (Underground Pipe Modeler) を参照してください。

設計係数 (Design Factor)リスト (List)許容 (Allowables) タブに表示されます。