要素で分割 (Break at element) <節点> - <節点> ダイアログ - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

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日本語
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CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

要素を分割するオプションを設定します。

  • 直管の 2つの節点の間を分割して、拘束の挿入や属性の変更を行います。

  • 長い直管を複数の、均等な長さで同じ拘束条件を設けます。たとえば、架構上の配管や埋設管の長い直管のラン内にあるそれぞれの節点に地盤ばねを付加する場合です。

1つの節点の挿入 (Insert Single Node) オプションでは、ソフトウェアは既存の 2節点間の中点にデフォルト値の 新規節点番号 (New Node Number)距離 (Distance) を挿入します。ユーザーはこれらの値を変更できます。

下図の例では、節点 10 と節点 20 は 12フィート離れています。ソフトウェアは、デフォルトの 新規節点番号 (New Node Number) を 15、デフォルトの 距離 (Distance) を 6フィートに設定します。

モデル内で他の節点が新しい節点 15 に付加すべき拘束や強制変位を持っていれば、節点からサポートの取得 (Get Support From Node) に同じ拘束を持つ節点を指定してください。自動的に拘束条件が、節点 15 に置かれます。この例では、節点 10 の +Y サポートが節点 15 にコピーされます。

複数節点の挿入 (Insert Multiple Nodes) オプションでは、ソフトウェアはユーザーが指定した 分割要素の合計数 (Total Number of Break Elements)節点ステップ (Node Step) から 各要素の長さ (Length of each element) の値を定義します。

+Y拘束が既に置かれた節点があれば、"support condition"メッセージでその節点を入力することで、作成されるすべての節点、すなわち 110、112、... 、120 に同じ拘束が置かれます。複数の 分割 (Break) は、主に次の目的で行われます:

  • 架構上配管で全長と節点間隔がわかっており、このコマンドで要求メッセージがあったときに直接入力する場合

  • 埋設管で全長がわかっており、ラン内の個々の要素長さを入力する場合

  • 動的解析でモデルの精度を高めるために質点を追加したい場合

分割 (Break) は、伸縮継手の場合や DXDYDZ ボックスがすべて空白かゼロの場合には動作しません。

1つの節点の挿入 (Insert Single Node)

節点を 1つだけ挿入することを示します。

複数節点の挿入 (Insert Multiple Nodes)

複数節点を挿入することを示します。

1つの節点の情報 (Single Node Information)

新規節点番号 (New Node Number)

挿入される節点の節点番号を示します。

節点からの距離 (Distance in (in.) from Node) <節点番号>

選択した節点からの距離を示します。

複数節点の情報 (Multiple Node Information)

分割要素の合計数 (Total Number of Break Elements)

挿入する要素数を指定します。

節点ステップ (Node Step)

節点番号間の増分を入力します。

各要素の長さ (Length of each element)

挿入する各要素の長さを表示します。

重複節点番号の許可 (Allow Duplicate Node Numbers)

重複した節点番号が許されることを示します。

節点からサポートの取得 (Get Support From Node)

サポート情報をコピーする節点を指定します。