応力 (Stresses) レポート - CAESAR II - ヘルプ

CAESAR II ユーザーズガイド

Language
日本語
Product
CAESAR II
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ヘルプ
CAESAR II Version
13

モデル内の各節点での応力をレポートします。もっとも高い応力と対応する節点もレポートします。剛体要素または構造物要素において、応力は計算されません。ソフトウェアは配管規格にしたがって応力成分を計算します。詳細は、CAESAR II クイックリファレンスガイド規格応力 を参照してください。

データフィールドは配管規格によって変わります。

複数の配管規格 (Multiple Piping Codes)

異なる配管規格を持つモデルを解析すると、ソフトウェアは各規格に対して 1つの応力レポートを作成します。各レポートには、特定の配管規格で解析された要素のみが表示されます。

ソフトウェアは、配管規格によって規格適合 (合格または不合格) チェックをフィルタリングします。モデル全体の適合状況を確認する場合は、応力 拡張 (レガシー) (Stresses Extended (Legacy)) レポート を実行します。

オフショアと輸送パイプライン配管規格

ソフトウェアは規格計算応力と許容応力との比率の最も大きい値を表示します。

ISO 14692

安全な設計となるように、FRP配管規格 (ISO 14692 2005 および ISO 14692 2017 では、軸応力とフープ応力の組み合わせを許容損傷包絡線以内になるようにしています。ISO 14692 2017 では、負の値の圧縮軸応力を含み局部シェル条件 (フープ曲げと軸ひも状応力) に関連する応力の変動を含むように拡張されています。詳細は、ISO-14692 の規格注記を参照してください。

負の比率は、常に基準を満たしていることを意味します。