結果 - PV Elite - Help - Hexagon

CodeCalc Help

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日本語
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PV Elite
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Thickness Due to Internal Pressure (内圧による厚さ)

ASME Section VIII から適切な計算式を参照し、計算式と数値を代入して示しています。径およびクラウン半径は腐れ代を考慮して調整しています。胴の設計として水頭圧成分があれば、液柱の付加的な圧力と運転における液密度を考慮して基本的な設計圧力としています。解析される容器部品の MAWP では水頭圧は差し引かれています。圧力計で読み取られる圧力は、圧力計が容器のトップにあることに注意してください。容器の満液時におけるボトムでの圧力は、このような容器のトップにある圧力計の値とは異なっています。

半楕円鏡では App. 1-4 (c) に従って K 値は (2 + Ar * Ar) / 6 です。皿形鏡では M 値は (1/4) * (3 + SQRT (L / R)) で、"L" (the crown radius) はクラウン半径、"R" はナックル半径になり、これらの値はユーザーによって入力されたものです。

CodeCalc は与えられた厚さを、計算された最小厚さに置き換えることはしません。部品の厚さを選択する場合には、"Summary of Internal Pressure Results (内圧による結果の要約)"で示される値 (必要厚さと実際厚さ) を比較して実際厚さを増減してください。

Maximum Allowable Working Pressure at Given Thickness (与えられた厚さでの最大許容運転圧力)

この値は上述のように、与えられた厚さから腐れ代を減じ、運転時の許容応力を使って計算されます。水頭圧成分はこの値から差し引かれます。圧力計は容器のトップにあると仮定されています。

Maximum Allowable Working Pressure, New & Cold (新規・常温での最大許容運転圧力)

この値は上述のように、与えられた厚さから腐れ代を減じ、常温の許容応力を使って計算されます。

Actual Stress at Given Pressure and Thickness (与えられた圧力と厚さでの応力)

継手効率がこの値に含まれているため、母材部というよりも溶接継手部における応力になります。

Summary of Internal Pressure Results (内圧計算結果の要約)

設計における 2つの条件のいずれをも示すことができます。最初は、必要厚さに腐れ代を考慮した値が与えられた厚さよりも大きければ与えられた厚さを増す必要があります。次に、MAWP が設計圧力よりも小さければ、設計圧力を小さくするか、設計条件を満足するように与えられた厚さを増す必要があります。

耐圧試験は、材料仕様に応じて最大許容運転圧力に 1.5倍して、あるいは常温の許容応力と設計温度の許容応力の比に 1.3倍して求められます。

耐圧試験圧力は次に示す3つの理由から容器全体に適用することはできません。最初に、いくつかの部品は、より小さい最大許容運転圧力のはずですから耐圧試験圧力が支配的になります。2番目に、最大許容運転圧力よりも設計圧力を基にしたベースとなる耐圧試験圧力を選択されるでしょう。3番目に、容器が鉛直姿勢で試験される場合には容器内の水頭圧で調節する必要があります。

UG99-C の耐圧試験では、水頭圧は基本的な結果から差し引かれます。

Minimum Metal Temperatures (最低金属温度)

炭素鋼ではこれらの温度は与えられた厚さに対する最低設計金属温度を表しています。また、次に与えられた圧力に対する最低設計金属温度を表しています。最初の温度は UCS-66 から直接補間されます。次の温度は実際の応力が許容応力よりも小さければ、UCS-66.1 を使って減ぜられます。プログラムは、また、UG-20 に従って最低設計温度が -20F の時の材料の性能をチェックし、結果を印刷します。焼きなまし材かそうでないかを入力に関する注を参照してください。

Weight & Volume Results, No Corrosion Allowance (腐れ前の重量と体積)

CodeCalc は胴部品の体積と重量を計算します。さらに、長さ 2.00 インチの直胴(または直管)の内容積を計算し、鏡とフランジに対する全体積を計算する際に使います。体積と重量計算に使われるこの寸法は腐れ前の寸法になります。

Results for Max. Allowable External Pressure (最大許容外圧の結果)

与えられた径、厚さ、長さに対して UG-28 に従って最大許容外圧が計算されます。

Results for Required Thickness for External Pressure (外圧に対する必要厚さの結果)

必要厚さの結果は UG-28 の規則を使って繰返し計算されます。長さ、外径などの項目は一定として、ソフトウェアは外圧に対する入力値に基づいて必要厚さを計算します。

Summary of External Pressure Results (外圧に対する要約)

ユーザーの入力した厚さと計算された必要厚さに対して外圧計算結果が要約に表示されます。