Joint Efficiency for Longitudinal Seams - PV Elite - Help - Hexagon

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日本語
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PV Elite
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胴溶接部の溶接継手効率を入力します。円筒胴の長手継手効率あるいは球形胴の溶接継手効率です。半楕円と皿形鏡板では一般的には継手なしですが、必要に応じて継手効率と同じように入力して強度低減を行う場合があります。この値を決定するには、Section VIII, Div. 1, Table UW-12 を参照してください。

  • 1.00 - 100%の放射線試験

  • 0.85 - スポット X線試験

  • 0.70 - 放射線試験なし

すべての ASME規格の計算式における継手効率は、溶接継手の検査品質の指標です。一般に、100%の放射線試験を行う溶接継手では溶接効率は 1.0 であり、スポットの放射線試験では溶接効率は 0.85 になります。放射線試験を行わない溶接継手の溶接効率は 0.7 になります。溶接継手のない部品では溶接効率は 1.0 です。

上記の基本的な規則に加えて、規格は同じ容器に異なる等級の放射線試験の溶接継手を行わないように要求しています。たとえば、周溶接継手で放射線試験を行わない (E = 0.7) 場合には、長手継手は 100%放射線試験を行っても最大溶接継手効率 E は 0.85 になります。実際には、長手溶接継手に 100%の放射線試験を行う場合でも、周溶接は高い応力を受けることはないのでスポットの放射線 (E = 0.85) でもよいことになります。これにより、試験費用が幾分節約でき、同じ板厚になります。