ASME Sec. VIII Div. 1 では、ガスケットがボルトサークル径を超えるようなフランジの設計を規定していません。このようなタイプのフランジの一般的な設計手法は Taylor Forge Flange Design Bulletin を使用します。この手法を使ってプログラムは対応することができます。
全面座のガスケットは通常ではゴムあるいはエラストマーのような軟質の材料が使われ、ボルト応力はガスケット締め付け時にあまり高くなりません。プログラムはフランジ解析と設計式を調整して、全面座ガスケットを検討しています。3つのオプションがあります:
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Program Selects - ソフトウェアが自動的に入力によって全面座ガスケットフランジであることを認識させます。ガスケット ID と OD がフランジ ID と OD に一致すれば、ブラインドフランジを除いて全面座とします。
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Full Face Gasket - ソフトウェアに全面座ガスケットであると指定します。このオプションを使ってガスケット ID と OD がフランジ ID/OD 寸法と一致していなくとも、ガスケットはボルトサークル径を超えて設定されます。
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Not a Full Face - ソフトウェアに全面座ガスケットでないと指定します。