フランジの種類に対応する番号を入力します。フランジの種類は次の通りです:
|
|
|
|
|
|
|
|
基本的に解析ではフランジには 2つの大きな分類があります。一体型のフランジではフランジと容器は一体で挙動しますが、遊動型ではフランジと容器は一体では挙動しません。これらの分類には付加的な条件があります。
-
Weld Neck Flanges - 容器に突合せ溶接されるハブがあります。
-
Slip-on Flanges - ハブがありますが、一般には遊動型として解析されます。一体型であるとする場合にはフランジと容器は完全溶接が要求されます。
-
Ring Flanges - ハブを持ちませんが、フランジの背で溶接されます。遊動型として解析されますが、容器とフランジが完全溶接であれば一体型として解析することもあります。
-
Lap Joint Flanges - これらのフランジハブを持つ場合と、持たない場合がありますが、容器とは完全に切り離されており容器の 'lap' 部でのみ支持されています。遊動型として解析されます。
-
Reverse Geometry Flange - 胴の内側にガスケットシート面があります。これらは一体型フランジと同じ規定を使い、曲げモーメントを形状に合わせて適切に反転します。Appendix 2-13 を参照してください。
-
Loose Type Flanges - 特にラップジョイントは分割される場合があります。分割は、フランジを完全に容器から外す必要がある場合に使われます。フランジが 1分割で 2つの部品からなる場合には、フランジの設計モーメントは 2.0 倍されます。フランジが 2つの分割リングであれば、各々のリングは設計モーメントを 0.75倍してあたかも分割のない一体のフランジとして設計する必要があります。対となるリングは、分割リングがお互いに 90度の分割線になるように組み立てる必要があります。
-
Flat Face Flanges with Full Face Gaskets - ガスケット形状の特殊な場合で、規格のスケッチ、あるいは規格の設計規定には含まれていません。これは、全面が平坦でガスケットがフランジ内径からボルトサークルを超えてフランジ外径まである場合です。この種のフランジで使われるガスケットは非常にソフトなものです。これらのフランジは Taylor Forge の計算シートに従って解析されます。