このプログラムでは次の管板の種類の解析を行います。一方の管板が静止式で他方の管板が遊動式であるとき、静止管板は下図のように静止式のうちのひとつとして計算され、遊動管板は下図のように管板タイプのうちのひとつとして計算されます。例題にはAEP、AKT、AJW、NET などが含まれます。前後の 2つの管板が固定されている場合、固定管板タイプを選択します。これにより、静止管板タイプを前または後ろの管板タイプとして含めることができます。この形状を選択することで、胴とチューブの間の異なる熱伸びは適切に処理されます。固定式の例として、BEM、NGN、AEL などがあります。 正しい管板タイプを決定するには以下の表を用います。
Stationary tubesheet, gasketed on both sides (A) 静止管板、両側ガスケット接合 |
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Stationary tubesheets, integral with the shell (B) 静止管板、シェルと一体型 |
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Stationary tubesheets, integral with the channel (C) 静止管板、チャンネルと一体型 |
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Stationary tubesheets, integral on both sides (N) 静止管板、両側一体型 |
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U-tube tubesheets gasketed on both sides (U) Uチューブ管板、両側ガスケット接合 |
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U-tube tubesheets integral with the channel (V) Uチューブ管板、チャンネルと一体型 |
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U-tube tubesheets integral with the shell Uチューブ管板、シェルと一体型 |
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Floating tubesheets, outside packed floating head (P) 遊動管板、遊動鏡で外部から封じ込め |
TEMA figure N-1.2 参照 |
Floating tubesheets, head with backing device (S) 遊動管板、バッキング装置付き鏡 |
TEMA figure N-1.2 参照 |
Floating tubesheets, pull through floating head (T) 遊動管板、遊動鏡を介して引き抜き |
TEMA figure N-1.2 参照 |
Floating head, externally sealed floating tubesheet (W) 遊動鏡、遊動管板で外部からシール |
TEMA figure N-1.2 参照 |
Divided floating tubesheet (D) 分割式遊動頭管板 |
TEMA 7.132 type k 参照 |
Fixed tubesheet exchanger - two stationary tubesheets (F) 固定管板式熱交換器 - 2つの静止管板 |
下図に NEN 固定管板熱交換器を示します。固定管板設定は、静止管板の任意の組合せから構成できます。 |
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各端部は、一体型、ガスケット式のような任意の固定タイプにできます。
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伸縮継手で有限要素法解析 (FEA) を行うには、固定管板式の熱交換器を選択する必要があります。