薄肉ベローズ形伸縮継手または厚肉成形シェル形伸縮継手のばね定数を入力します。伸縮継手がない場合、この入力は無効にしてください。
薄肉伸縮継手 (ベローズ形) のばね定数は、プログラムの Thin Joint モジュールを用いて算出できます。これは ASME appendix 26 に基づいています。
厚肉伸縮継手 (成形シェル形) のばね定数は、Tubesheet モジュール内でユーザが伸縮継手の設計オプションを Analyze と指定し、伸縮継手形状を入力すると、算出できます。この計算は TEMA RCB-8 に従います。
Thick joint モジュールでもばね定数を計算できますが、Tubesheet と Thick Joint モジュール間とで手動でデータを移行することになるため、好ましい方法ではありません。
腐食前と腐食後のばね定数は、腐食前と後に対する複数の荷重ケースを解析する際に用いられます。