プログラムに使わせたい重要度係数の値を入力します。重要度係数は、生命と資産の危険の度合いを考慮します。ソフトウェアは修正なしにこの値を直接使用します。
ASCE 7-93、ASCE 7-95/98/02、UBC 1997 規格の代表的な重要度係数の値を次の表に示します。
下記の値は ASCE 7-93 で使用されます。一般にこの値の範囲は 0.95 から 1.11 までです。
カテゴリー |
ハリケーン海洋ラインから 100 mi |
海洋ライン |
I |
1.00 |
1.05 |
II |
1.07 |
1.11 |
III |
1.07 |
1.11 |
IV |
0.95 |
1.00 |
カテゴリー分類:
I |
以下の欄に分類されない建物と構造物 |
II |
1つの区域に 300人以上が集まる建物と構造物 |
III |
公共施設、病院その他の建物 |
IV |
損壊を想定した場合に低いハザードである建物と構造物 |
ほとんどの石油化学構造物は 1, Importance I. ASCE-7-95/98/02 になります: 通常、この値の範囲は 0.77 から 1.15 までです。ASCE 95 Table 6-2 あるいは ASCE 98 Table 6-1 から得られます。
カテゴリー |
重要度係数 (I) |
I |
0.87 |
II |
1.00 |
III |
1.15 |
IV |
1.15 |
98 規格では、カテゴリー 1 に対して、風速 > 100 mph とあり、重要度係数は 0.77 となります。
カテゴリー分類:
I |
損壊を想定した場合に低いハザードである建物と構造物 |
II |
等級 I、III、IV にあるものを除く建物と構造物 |
III |
損壊を想定した場合に著しいハザードをもたらす建物と構造物 |
IV |
公共施設、病院その他の建物 |
ほとんどの石油化学構造物は 1, Importance I になります。UBC 1997 規格でのこれらの値を次の表に示します。
カテゴリー |
重要度係数 (I) |
I, 公共施設 |
1.15 |
II, 危険物を扱う施設 |
1.15 |
III, 特殊な占有施設 |
1.00 |
IV, 標準的な施設 |
1.0 |