矩形容器 - PV Elite - Help - Hexagon

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日本語
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PV Elite
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ASME Boiler and Pressure Vessel 規格 Section VIII, Division 1, 2015, Appendix 13 に規定されている矩形、細長丸形状と円形容器のパラメータを指定し、応力計算と許容最大運転圧力計算を行います。ソフトウェアは次の容器を解析します:

  • Fig. 13-2 (a)(1) - 同じ長さの長辺と同じ長さの短辺をもつ容器

  • Fig. 13-2 (a)(2) - 長辺が異なる厚さを持つ容器

    Fig 13-2 (a)(2)

  • Fig. 13-2 (a)(3) - 丸いコーナーの容器

    Fig 13-2 (a)(3)

  • Fig. 13-2 (a)(4) - 補強された容器

  • Fig. 13-2 (a)(5) - 不連続の補強がされた丸いコーナーの容器

  • Fig. 13-2 (a)(6) - 不連続の補強がされた丸いコーナーの容器

  • Fig. 13-2 (a)(7) - 1つのステー板/棒がある矩形容器

  • Fig. 13-2 (a)(8) - 2つのステー板/棒がある矩形容器

  • Fig. 13-2 (b)(1) - 細長丸形状容器

  • Fig. 13-2 (b)(2) - 補強された細長丸形状容器

  • Fig. 13-2 (b)(3) - 1つのステー板/棒がある細長丸形状容器

  • Fig. 13-2 (c)(1) - 1つ直径を支持する板のある円形容器

解析

ソフトウェアは、最初に側板の容器穴に関するリガメント効率計算を行います。膜と曲げのリガメント効率を用いて、板の中央部分での応力計算が行われます。リガメント効率計算は Section 13-6 に基づいて行われ、均一な径、あるいは複数の直径を持つ穴形状に対して計算を行うことができます。

リガメント効率計算が終了した後に、ソフトウェアは個々の応力計算を行います。規格の Section 13-7 から 13-13 に従って膜、曲げと全応力計算が行われます。これらの応力は許容応力と比較され、許容応力に対する最も高い応力比率 (%) も計算されます。

最終的な計算は許容最大運転圧力 (MAWP) 計算です。ソフトウェアは膜、曲げ、全応力の 3つのすべて応力種類に対して、MAWP を計算します。さらに、棒のある特殊容器形状に対しては、UG-47 式2 に従って付加的な MAWP を計算します。

ソフトウェアは計算に腐れ後の条件での寸法を採用しています。唯一の例外は補強計算です。補強部材は、腐れ後の寸法が入力されているものとします。