WRC 107/537 FEA - PV Elite - Help - Hexagon

CodeCalc Help

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日本語
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PV Elite
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マウス アイコンHome タブ: Components > Add New WRC 107

円形ノズルあるいは矩形取付物に荷重が作用する場合のノズル/シェル接合部の応力を、次に示す方法で計算します:

  • 溶接研究協議会 (Welding Research Council) WRC bulletin 107, Local Stresses in Spherical and Cylindrical Shells due to External Loadings (外力の作用する球形胴と円筒胴), August 1965, and revision 1979 に基づいて計算を行い表に示します。WRC 107は P.P. Bijlaard の研究成果をベースにしています。たとえば、配管外力によるノズル部の容器応力を解析します。これらの荷重は配管応力解析から得ることができます。

    2010 に、WRC bulletin 537 が発行されました。この bulletin の局部応力計算は実質的に WRC bulletin 107 と同じです。WRC bulletin 537 は単に WRC bulletin 107 の無次元線図を式に置き換えたものです。さらに詳細な情報は WRC bulletin 537 の序文を参照してください。

  • 有限要素法解析 (FEA)。CodeCalc は NozzlePro とのインターフェイスを用意しています。インターグラフ、あるいは Paulin Research Group から別途購入することができます。WRC 107 の適用範囲を超える場合、精度に問題があると思われる場合に、FEA の適用が考えられます。例として大径ノズル、ヒルサイドノズルとラテラルなどがあります。FEA は精度の良い結果を得る最良の手法です。

    NozzlePro を購入された場合、CodeCalc から起動できるように環境設定を行ってください。Tools タブで Configuration を選択します。Miscellaneous タブの Nozzle Pro Installation Folder に NozzlePro のインストールフォルダーを参照して選択するか、入力します。これで、CodeCalc から自動的に NozzlePro を実行し、CodeCalc で結果を表示することが可能になります。

また、WRC 107/FEA は応力の要約機能を持っています。ソフトウェアは ASME Section VIII Division 2 に従って容器/ノズル接合部のすべての応力強さを計算します。内圧を含む持続荷重、伸び荷重、短期荷重に対する局部の容器の応力は規格で定義される応力成分に変換されます。結果は、Pm、Pl、Q の形で整理され適切な組み合わせが行われ、Section VIII Div. 2 の許容値と比較されます。