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シェルタイプ熱交換器ノズルに対して必要なノズル計算を実行します。
シェルタイプ熱交換器ノズルでの許容荷重を HEI 規格で評価します。
HEI Bulletin の Section 3.14 にこの許容荷重を計算する算出方法が記載されています。HEI によって用いられる方法は、WRC 107 の方法を簡略化したもので、許容荷重は、最大許容半径方向荷重と最大許容モーメント ベクトルとの関係を線形化しています。
横軸をモーメント、縦軸を荷重としてこの関係を表した場合、最大許容荷重と最大許容モーメント ベクトルとの間を結ぶ直線を引くと縦軸と横軸とこの直線による三角形が描かれます。適用された荷重とモーメントのセットはいずれも、これら荷重が三角形の内側にある場合、ノズルはパスします。 逆に、荷重が三角形の外側にある場合、ノズルは不合格となります。
圧力がゼロより大きいため、ソフトウェアは内圧推力を計算し、半径方向荷重と内圧推力を合成してプロットします。HEI Bulletin には、内圧の影響は合成応力に含めると記述されていますが、ノズル推力の影響は記述されていません。これは、他の半径方向荷重との合成を必要とします。HEI
Nozzle タブで Add Pressure Thrust を選択した場合、CodeCalc は自動的に内圧推力を計算し、半径方向荷重にこれを追加します。