CodeCalc と Paulin Research Group の NozzlePro のインターフェイスを使って、CodeCalc での厚肉伸縮継手の設計時に FEA を 実行できます。伸縮継手の特定の特性についてさらに正確なデータを FEA で計算できます。
CodeCalc の厚肉伸縮継手で有限要素法解析 (FEA) を実行するには、次の手順で行います。
CodeCalc で伸縮継手の FEA を実行するには Paulin Research Group の NozzlePRO をインストールしておく必要があります。
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CodeCalc を起動します。
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Components パネルの Add new ASME Tubesheet または Add a new TEMA Tubesheet をクリックします。
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Tubesheet タブで、ASME の (F/D) Fixed, gasketed both sides または TEMAの (F) Fixed tubesheet exchanger, 2 stationary tubesheets のような固定式の Type of Tubesheet を指定します。
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Expansion Joint Type は Thick (Flanged-flued) として指定します。
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Expansion Joint タブで Design Option を Analyze に設定します。
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Expansion Joint Calculation Method を FEA として指定します。
ソフトウェアは、有限要素法に有効なボックスを有効化し、伸縮継手の計算に必要ない入力を無効化します。
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Elastic Modulus、FEA Runtime Option、Poisson's Ratio を指定します。
FEA Runtime Option 選択でソフトウェアがどの応力計算を使用するかが決定され、ASME TS Calc または TEMA TS Calc 出力レポートに表示されます。ASME および TEMA 管板モジュールは、厚肉伸縮継手の FEA 計算に TEMA 9th Edition を使用します。
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Analyze をクリックします。解析が完了したら、出力レポートで Expansion Joint Stress Summary (PRG) セクションを参照します。