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静的出力プロセッサ (Static Output Processor) でハンガーデータを確認するため、出力プロセッサのメインウィンドウにある 解析条件と設計データ (General Computed Results) の Hanger Table with Text (ハンガーテーブルのテキスト表示) をクリックします。レポートの表示 (View Reports) をクリックします。
ソフトウェアは‑節点28 の Anvil Fig. B-268 Size 10 スプリングを表示します。
この選択は解析における最初の 2つの値に基づいています。2つの解析結果は出力プロセッサには荷重ケースとして表示されません。静的荷重ケースエディタでファイル保存オプションを、デフォルトの 保存しない から 保存する に変更することで、表示が可能となります。
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節点28 での予想される熱間時の荷重は (1209 lb.)です。
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節点28 の熱移動量は (0.750 in.)です。
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静的出力プロセッサ (Static Output Processor) に戻って、運転荷重ケース (OPE) のみを選択、変位 (Displacements) と 拘束要約 (Restraint Summary) を Ctrl キーを押しながら選択して、レポートを表示します。
節点5 と 40 の支持点荷重はポンプと容器の荷重限界と比較されます。画面上の下に異なる出力タブがあることに注意してください。
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静的出力プロセッサ (Static Output Processor) に戻って、持続荷重ケース (SUS) を選択して配管系の据付状態を確認します。
3 をオフにして 4 をオンにします。3 と 4 の両方がハイライトされていると運転荷重ケースと持続荷重ケースが同時確認できます。
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静的出力プロセッサ (Static Output Processor) に戻って、持続荷重 (4) と熱膨張荷重ケース (5) をハイライトし、かつ応力もハイライトします。
それぞれの応力レポートは規格計算能力が許容値を満足していることを示す要約があります。要約の次に、システムの節点番号ごとに規格応力の値が表示されています。これらの節点は要素に関連した 2つの節点ペアで表示されます。最後の列では規格応力と許容値の比率をパーセントで表しています。
これらの結果は画面だけでなく、印刷することも、ファイルに書き出すこともできます。印刷用のタイトル行は 出力メニュー (Output Menu) の オプション > タイトル行 (Options > Title Lines) で作成することができます。
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レポートのヘッダーとして、次の 2行を入力します:
CAESAR II TUTORIAL
BOTTOMS PUMP TO STEAM STRIPPER
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ファイル (File) > 印刷 (Print) をクリックして、選択した出力を印刷します。
出力ウィザードを使ってレポートの順番を入れ替えて章立てした本の形でレポートを印刷、あるいはファイルに書き出すことができます。静的出力プロセッサ (Static Output Processor) の さらに>> (More>>) をクリックしてウィザードにアクセスします。--> 追加 (Add) をクリックしてハンガーテーブルをレポートの最初に置きます。
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運転荷重ケースと持続荷重ケースを選択し、次に標準レポートから「拘束要約 (restraint summary)」を選択します。
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--> 追加 (Add) をクリックします。
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荷重ケース SUS と OPE をハイライトし、次に応力をハイライトして、持続応力レポート荷重と熱膨張応力レポートを追加します。
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--> 追加 (Add) をクリックします。
最後にレポートの順番を確認します。これがごく一般的な出力レポート作成手順になります。
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出力デバイスを選択して、必要であれば 内容一覧の作成 (Generate TOC) を選択します。
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完了 (Finish) をクリックします。
すべてのレポートがタブ付きのウィンドウに表示されます。